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2007年04月06日

山水旅游 ~第二章~

2006年12月19日、自分的には今までの海外旅行の中でも一番期待している旅行へ旅立つ。

以前、何度かバリ島を訪れていた時には、「あ、またあの場所へ帰るのか」というような気持ちになっていたものだが、
やはり旅立つのなら行ったことの無いところへ新鮮な気持ちで行くものだ、と中部国際空港のチェックインカウンターで一人ほくそえむ自分。


離陸するまでにはまだ時間に余裕があるので、腹ごしらえをすることに。

ちょうど昼飯時ということもあって、レストラン店内は混んでいた。
といっても客の大半は空港職員である。

生ビールの大と味噌カツ定職を注文しレジへ行くと、なんと¥2,280円。
値段の高さに少々驚いたが、それよりもこのレストランで毎日昼食を摂っているだろう空港職員は自腹で食べているのか、ある程度補助をもらっているのか、
などと、余計なことを考える自分。
ちなみに自分の会社の昼食弁当はご飯大盛り味噌汁つきで330円である。笑

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カツ定職食べるなら、やはり味噌カツ定職である。毎晩食べてもいいくらいの大好物だ。

食事を済ませ喫煙室でくつろごうと思っていたら、登場時刻よりも早い時間に空港職員が自分達を探しているようだった。

今回は中国南方航空に搭乗するのだが、乗客が少ないのか早めに搭乗してくれ、との事。
乗客は何人くらいか尋ねたら、37人だそうである。
まるで会社の慰安旅行の貸切のような人数に喜ぶ自分。

自分達と南方航空、そして何故かJALの空港職員と搭乗口へ急ぎ歩きつつ、コウちゃんは、

「まだ時間あるから煙草吸いたいのに」
「37人の乗客で元が取れるのか?」
「なんでJALにはいらんかったの?」

などと、爆笑問題の田中(ちっちゃい方)似の南方航空の職員と押し問答していた。

田中君曰く、

「いやぁ、僕もJALに入りたかったんだけど、試験に落ちちゃったんですよぉ~」

・・・搭乗口へ自分たちと併走!?しているJALの空港職員のお姉さんが微笑んでいた。

さらに田中君のスピーチが続き、

「こないだなんか乗客は9人でしたよぉ」
「着陸時に車輪が出なかったなんて事もありましたっけ」

JALのお姉さん、口に手を当てて笑いを堪えきれないようである。
ちなみに実話です。

それはさておき、168人乗りの小さめの飛行機に乗り定刻通りに離陸しました。

離陸してからそれほど時間も経っていないのだが、機内食が配られた。
まだ味噌カツ定職を消化しきれていないのであまり腹は減っていないのだが、目の前のローストビーフやそば、そして米も白米ではなく五穀米なので、
急に小腹がすいてくる自分。

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この米がとにかくンマイッ!もっかい食べたいっす。

食事の後、青島ビールで喉を潤しつつ外の景色などを眺めていたら、すでに広州上空との事である。
東南アジアの旅行と比べると中国は近いので、機内禁煙といっても我慢の出来る時間なので愛煙家の自分としては非常に助かる。

ほどなくして飛行機は広州へ着陸した。

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【上】最近出来た新しい広州空港。
【下】相変わらずアジアの空港の規模は無駄に広い。出口にたどり着くまでに20分弱かかった。

この後、広州空港を経由して国内線で桂林へ行くのである。
ターミナルの出口を抜け今回、自分達を色んな意味を含めてサポート!?してくれるだろう現地係員を探すと、今回の旅行会社の旗を手にした中年男性が目に付いた。

「あぁ、ガイドが男でよかった!」

と喜ぶ自分とコウちゃん。普通なら女性の方が嬉しいだろうにね。笑

彼の名は劉耕さん。頭がちょっぴり光っていて人ごみの中から彼を探し出すのも簡単そうである。

劉耕さんと自己紹介などをしつつ、今回のツアーに参加する他の客を待っていたら集まったのは自分達を含めて計7名。
しかも自分達以外はすでに還暦を迎えた人達ばかりだった。
桂林ツアーへ行く人達ならさもありなん、と思う自分。
桂林ツアーに参加するような自然を愛する素敵な女性との出会いがありますようにっ!というわずか100パケットくらいの淡い期待を抱いていた自分・・・。撃沈しました。

この後、桂林行きの飛行機に搭乗するまで数時間あるのだが劉耕さんこと、劉さんの話などを聞いていたら時間はあっという間に過ぎていった。

この日の夕飯は桂林への飛行機の機内食なのだが劉さん曰く、食事というよりおやつ程度のものしか出ない、と言っていたので、
劉さんがあらかじめ用意しておいた両替用の中国元を1万円分両替してもらい、空港内で夕食を済まそうと思っていたのだが、どうやら桂林へ着いてからレストランへ連れて行ってくれるようである。
しかも食べ放題で2,000円との事。

中国で食べ放題2,000円って高いような気が・・・、と思ったが(飲み放題付なら言うことないけど)、現地へ着くと夜の10時は過ぎる上に、それから食を求めて街を徘徊する元気も無いので自分たちもレストランへ行くことに。
しかも他のツアー客も全員レストラン希望なので、和を乱しちゃいかんしね。

ほどなくして飛行機に乗り込み桂林へ向かう自分達。
機内から桂林の景色を眺めようと思ったのだが、すでに外は暗く漆黒の闇しか見えなかった。

奇山が映える風光明媚な景色は明日の楽しみにとっておこうと思い、

「え、本来これが夕食だったのか?」

と思える一切れのパンとフルーツジュースを腹に流し込み、座席に深くもたれこむ自分。

桂林に着いたのは夜の10時少し前だった。

空港から出て外を見ると、自分がイメージしていた田舎の小さな空港、と言う雰囲気ではなく、
電飾が施されたヤシの木などが林立していた。まるで東南アジアのイメージを彷彿とさせる雰囲気である。

すでに迎えに来ているミニバスに乗り込み桂林市内へ。
小一時間ほど車窓から外の景色を眺めていたら、桂山大酒店 と言うホテルに着いた。
このホテルのレストランで夕飯をとるようである。

ツアー代金の安い今はシーズンオフなのだろうが、ロビーもレストランも客足は無く、無駄に広い空間がより一層静寂さを醸し出していた。

案内された席に着くと、目の前にはぐるぐる回る丸い円卓があった。
以前、北京へ行った時の記事にも書いたが自分はこれが苦手である。

が、この時は機内食では腹が満たされていない自分は、その後次々と運ばれてくる食材をツマミながら、ビールを飲んでいた。
ここのビールは桂林の地ビールである。値段は20元と、北京や台湾など、中華圏のどこのレストランで聞いても判で押したように同じ答えしか返ってこなかったが。
ちなみに外で飲めば、ほぼ10分の1の値段である。

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毎度お馴染みの”グルグル円卓”。いっそのこと寿司を乗せればいいのに。

腹を満たしつつレストラン店内を改めて見回してみると、

「おぉっ、中国小姐サイコー!」

と叫びたくなるほど、エロカワ、いやマジカワの可愛い小姐がいた。
あ、写真撮るの忘れてたヨ

食事を済ませ、その小姐と自分のつたない北京語&広東語で会話を試みたのだが、広東語は全く通じないようである。

「え、桂林って広西地方なのに広東語通じないっすか?」

などと軽いカルチャーショックを覚えつつ、時計をみるとすでに11時を回っていた。

「明日の河下り、ちゃんと起きれるんかいな?」

などと思いつつ劉さんに自分たちが泊まるホテルの場所を聞くと、ここから歩いていける距離らしい。

可愛い小姐とハグして別れを惜しみつつ(嘘)、レストランを後にして自分たちが泊まるホテルへ。

車から降りホテルの外観を眺めると、ホテル、というより高級住宅街の一角にある高級マンション、と言う感じだった。
コンドミニアム、と謳っているから当然自分が想像しているホテルとは違うのだが。

ロビーに入り劉さんとホテルの人から注意事項や明日の予定などを聞きつつ部屋のカードキーを受け取る。
この時は奈良出身の野村さん(26歳)という日本人のホテルスタッフがいた。
海外のホテルでは日本語の出来る現地スタッフより、正真正銘の日本人スタッフの方が痒い所まで手が届く!?的なリクエストや相談が出来るので大変助かる。
フリープランの旅行の場合は特に。

その後各自部屋に戻り明日の観光に備え英気を養うのだが、部屋に入ったとたん何故かテンションが上がってる自分。

普通、ホテルの部屋の扉を開けると目に飛び込んでくるのは、右手や左手にあるバスルームやクロゼットの扉なのだが、この時は最初に目に入ったのは、

「 え、これ30畳くらいあるんちゃう?」

とのたまいたくなるようなリビングだった。

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ホテルのリビングにて。この部屋だけで普段、自分が住んでいるワンルームの部屋が4個くらい入るっす。

ここはホテルというよりマンションの1室、と言う造りであり、広さは133ヘーベーとの事。

普段ワンルームマンションに住んでいる自分はホテルに泊まっている、というより広いマンションに引っ越したというような感覚に陥り、

カウンターのあるキッチンでは「ご飯できたよ、早く来なさいっ!」 、
リビングの片隅にあるデスクに座っては「君、これを速達で出してくれたまえ」、
ツインルームが2つもある寝室でバスローブを羽織り、グラスを傾けながら「君の瞳に乾杯」、

などと一人で奇行を繰り返す自分。

その後も、リビングのソファーで一人静かにビールを飲むコウちゃんを尻目にしつつ、寝室やリビングに広いバルコニーが設けられているのに感心してはしゃぎまわっている自分。

一通り広い室内の探索を終え、冷蔵庫にあるビールに手を伸ばして改めてコウちゃんと乾杯をしたのは午前1時近く。

「こんだけ広いのに野郎2人ってどういう事?誰か呼べ、っちゅう事やね」

などと、この時はまだ見ぬ桂林の景色よりもホテルの快適さにすでに満足していた自分だった。

その後シャワーを終えバスローブに身を包み、再びビールを飲みつつソファーに腰をうずめる。

明日のツアー2日目は、いよいよ待ちに待った【漓江下り】である。

ロビーでの集合時間はAM8時半なので、少し余裕を持ってAM7時に携帯のアラームをセットした。

その後、ビールを片手に再び部屋の中をうろつく自分。

コウちゃんはすでにベッドの中である。鼻をつついても起きやしない。

ちぇっ、一人で酔っても面白くないのに。

そろそろ自分も寝ようかと思い、2つある寝室で空いているほうを使えばよいのだが、なぜかコウちゃんと同じ部屋で寝る自分。

貧乏性なんだか、寂しがりやなんだか、広い部屋に慣れていないのか・・・。

こうしてツアー1日目の夜は更けていった。

投稿者 maru : 2007年04月06日 14:09

コメント

12800バイト?w

投稿者 MASA : 2007年04月07日 21:35

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