March 14, 2005
「サワディー・カップ!」 in バンコク 【終】
【1月30日(日)】続き
チャイナタウンを後にして、向かった先は”ファラポーン”駅である。
バンコクの陸路の玄関口であり、ここからタイの各都市へと列車が運行している。

”ファラポーン駅”。ここからマレー半島を縦断することも可能である。
駅舎はテレビや本でしか見たことが無かったので、自分の目の前に広がる景色に満足感を得るオレ。
依然訪れた場所へ行き、知り合いなどに再会するのも楽しいが、未踏の地で”新たな発見”をするのも旅の醍醐味である。
今後も更なる”新たな発見”を追及していきたい、と思っていた自分だった。
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駅舎内へ入ると、思ったほど構内は広くなく、また人も少なかった。
以前テレビで放映されて、後にビデオも発売された(深夜特急)のイメージがあったので、もっと雑踏がすごいかと思っていたので、いささか拍子抜けするオレ。
ちなみに(深夜特急)は小説、DVD共に持っているが(笑)。

駅構内。昼下がりのせいか、人はまばら(笑)。

切符売り場。上海でもそうだが、”地下鉄”のように自動券売機にすればスムーズなのに・・・。
駅舎内を散策し、改札へ。
どうやらここは切符を買わなくてもホームへ出れるようなので、乗客に混じってホームへ潜入するオレ。
幅が広く取られたホームは閑散としており、アジアの定番、”物売り”の姿も無かった。
ホームに止まっている列車を見て、「このまま行き着く先まで行ってみようか」と真剣に考えていた。
今夜、帰国するのに。

ファラポーン駅ホームにて。ここに立った時、無性に”哀愁”と”望郷”の念が自分の中に漂った。

駅構内のトイレ。紙はともかく”ハンドシャワー”も不備。手ぶらではいると試練が待っているぞっ!(笑)
その後、切符売り場や売店などを眺めつつ、構内で列車を待っている家族連れなどの乗客の姿を見てなぜか日本の家族を思い出していた・・・。
母ちゃん、親不孝モンでゴメン。・・・けど旅はやめれないっす。
しばらく駅舎で時間をすごし、タクシーに乗り込む自分達。次に向かった先は”サイアムスクエア”である。
日曜でもある今日は群集でごった返していた。日本の原宿や渋谷に例えられているように若者が多い。
ショッピングモールや露天などを見学しつつ、腹が減ったのでショッピングセンターのフード・コートへ。
ここで何故か、今夜帰国できるのに和食を注文しているオレ。
クーポンを買って注文したものは”焼肉定食”だ。・・・ホントは味噌カツ定食が食べたいのだが(笑)。
食事を済ませて再びショッピングセンター内をウロウロしていたら、PCソフトやゲーム、ブランド品のコピー者が売られていた。
一瞬買おうか迷ったが、手持ちの金がないので諦めるオレ。
・・・車のパーツを扱っている店で日本でも見たことの無い、電光式で光る”TOM'S"のエンブレムが欲しかったのにっ!(TOYOTA車に乗っているオレ)
この後、しばらくブラブラしていたが自分の居場所では無い様な気がして早々にホテルへ戻る事に。
再びタクシーを拾いホテルへ。サイアムからホテルまで67バーツである。
ホテルに戻り、一服しながらビアシンで乾杯する自分達。その後、最後のシャワーを浴び、旅装をまとめたりしていた。
夜の7時半頃に、まだ買っていないタイのお土産を入手するべく”パッポン”へ向かう自分達。
ここ”パッポン”は、どのタイのガイドブックをめくっても必ず掲載されている(歓楽街)である。
また歓楽街としての顔のほかに、無数の屋台や露店がひしめき合っているのでも有名だ。
タクシーを降りパッポンの路地へ入っていくと、夜の帳が降りるどころか昼間にまして喧騒が漂っていた。
道端に立ち並ぶゴーゴー・バーやキャバレー、カフェのネオン。道路の中央に無数の屋台。
・・・まったくもって、自分の住む地元、(多治見)も「ちったぁ見習えよっ!!」となぜか理不尽に憤ってるオレ(笑)。

パッポン界隈。無数の露店がひしめき合っている。
道端から聞こえてくる、「シャチョー、安いネー!」、「かわいいコいるよっ、シャチョー!!」という誘惑の声を振り切りつつ、屋台のTシャツなどを物色する自分達。
ここで”かわいいコ”の店に捕まったら、帰国の飛行機に乗り遅れるっちゅーの!
ここでも展開されている”まがい物”のブランド品の店などをひやかしつつ、色んな屋台を覗き歩いていた。
結局、数枚のTシャツを買っただけでパッポンを後にしてホテルへ戻る。

コピー品売り場。”LV"のロゴのはずが"LL"に。後で知ったが、本物そっくりの品を陳列すると警察の目がうるさいとか。で、店頭にはずばりコピー品!というものを陳列しておいて、購入する意思を示すと、店の奥から”本物もどき”を持ってくるのだ(笑)。
部屋に戻り、すでに支度してある旅装を手にしてロビーへ。チェックアウトである。
ロビーに行くとすでに迎えのツアーバスは来ていた。
今回は3泊5日の短いツアーだったが、気のあった友人との旅行、またフリープランだったのでいささか満足しているオレ。
だが、現地の人との触れ合いは出来なかった。”ひとり旅”ではないうえに、期間が短すぎたのである。
そして、まだまだ見ていない所はたくさんあるだろうが、それは「次回のテーマに!」ということで飛行機のシートに顔をうずめる自分だった・・・。
「サワディー・カップ!」 in バンコク (終)
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追記:次回は出来れば1週間以上のノンビリとした旅行をしたいものである。
・・・ということで、次回の旅は4月のバリ島旅行に決定!メンバーは自分とプリンス、”海外旅行デビュー!”ブログのカトちゃんの3人の予定。
・・・コウちゃんは未定である。(笑)
「乞うご期待っ!!!」
投稿者 maru : 01:06 AM | コメント (0)
March 12, 2005
「サワディー・カップ!」in バンコク 【7】
【1月30日(日)】
いよいよツアー最終日を迎えた。
今日はまだ訪れた事のないチャイナタウンへ行く予定である。
「中国関連」に触れる事が出来るので、自分の心の中で”雑技団”が踊り狂っていた。
・・・自分はチャイナ・シンドロームの様な気がします。ここ最近。
朝食代わりのビールを済ませ、ホテル近くにある水上タクシーの乗り場へ。
道路脇から運河へと伸びている階段で下へ降りると、そこには欧米人の夫婦が2人いた。

プリンス、コウちゃん、欧米人夫婦4人で密談。”除け者”にしないでぇぇー!(笑)
船を待つ間、風景を写真に収めたり河の茶色の水を見て、「ここはコーヒー牛乳があふれてるのかっ!!」と自問自答しているオレ。
プリンスとコウちゃんは得意の英語で、欧米人夫婦と熱い抱擁をしていた・・・。インドネシア語だったらいいのにっ!!
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程なく”水上タクシー”は現れた。乗客を満載して(笑)。
路線はセンセーブ運河線の一つしかないのでこの船に乗ればいいのだろうが、あまりにも乗客が多く、【ボート・ピープル】状態のうえに、
船着場に完全に停止するわけではなく、わずかに進みながら乗客が乗り降りしているのを見て、「タイミングを間違えたら、このコーヒー牛乳で水浴びかいっ!」と思い、
様子を見つつ、次の船を待つ自分達。

セーンセーブ運河と水上タクシー。
やがて現れた船も【難民船】状態だったのだが素早く船に乗り移り、隣の女性の身体を強引に自分のお尻で押し込むオレ。
何とかスペースをつくれたので腰を下ろし、(係員)らしき人に行き先を告げ料金を渡す。
行き先はこの船の終点まで。時間にして30分弱の”船旅”だが、料金はわずか9バーツ(約27円)である。

運河沿いの風景。船のけたたましい音をよそに、ゆったりとした時間が流れている。
改めて乗客を見渡すと、自分たちの様な観光客は少なく、ほとんどが出勤や通学、あるいは移動の手段として利用している現地の人だった。
料金の安さや移動の早さ、と言う点で”庶民の足”として活躍しているのが分かったような気がした。
道路と違って渋滞も無いうえに、運河沿いに立てられた庶民の家からは、干してある洗濯物、川で洗濯や食器などを洗ってる人、
川べりに腰を下ろし、仲間同士で集まって談笑している人などが景色の一環として見れて楽しい”船の旅”だった。
が、座席の端に座っていたので、たまに水しぶきが襲いかかってくるのにはマイったが・・・。

”水しぶき”が気になったので強引に船の中央へ移動。

が、ちゃんと”水しぶき”の対策装置はあった。コウちゃん、早く教えてっ!!
この時、水上タクシーも”マイブーム”に加えようかなと思案していたオレ。またバンコクに来たいっす!!
船といえば、未だ未体験の香港のスターフェリーにも乗ってみたい。猛烈にっ!!(笑)。
やがて終点に着き船を下りる自分達。ここからチャイナタウンまでは歩くと遠いので、値は張るが再びトゥクトゥクで移動。
暑い空気と街中の排気ガスの匂い、けたたましいクラクションで『アジア』を体感しつつ、「次はいつ海外へ行けるのだろうか?」と考えつつ、
「結婚は当分、無理の様な気がします。ごめんね、おかん・・・。」とシリアスになっているオレ。
その後、小回りがきいて移動が早いのがウリであるトゥクトゥクが渋滞につかまった。
中々進まないトゥクトゥクから周りの景色を見てみると、すでにチャイナタウンに入っているようである。
今いるところは(泥棒市)と呼ばれているところである。道端には、ゴミだかガラクタだか分からないようなものが無数に置かれてあった。
自動車の部品。壊れてるような湯沸かし器。鉛筆。剃刀。コップ。紐・・・。
「これが売り物だったら、自分の部屋にあるもの持ってきたら一財産築けちゃうよっ!!」と思えるくらい色んなものが売られていた。
しばらくしても中々進めないのでトゥクトゥクを降り、歩き出す自分達。
そこはまさに”中国”だった。

”中華門”。メインストリートの入り口に建っている。表と裏にそれぞれ中国語とタイ語で表記されている。
持ち歩いていたガイドブックの地図を照らし合わせながら、散策を始めると大通りに出た。
周りにはやたらと「~金行」と書かれた看板が。どうやら”金”を扱ってる店のようだ(主に24金)。
暑さのせいで汗を掻きまくっていたので涼みがてら休憩を、ということで冷房のきいた店内へ。

競い合うように建ち並ぶ”金行”の店。ヤワラー通りにて。
店内ではショーケースいっぱいに指輪やネックレス、タイピン、カフス、バッジ・・・色んなものが”24金”の輝きを競い合っていた。
主に日本で売られている”18金”と比べると輝きも豪華さも値段も明らかに違う。
また、東南アジア各国では日本と違い、”貯金”の習慣が無く(主に大都市以外)、”金”を財産代わりにしている人が多い。
預金している銀行が倒産、と言う事も無ければ、”金”なら世界中どこへ行っても相場は同じである。
ショーケースを覗き込んでいるたくさんの人を見ながら、「これも賢い貯蓄かも・・・」などと、”金”を買う余裕はケツの毛ほども無いのに、そんなことを考えていたオレ。
すごすごと店を後にして、「昼食をどこで食べようか?」などと相談しつつ再び外をブラブラする自分達。
ここ、ヤワラー通りを中心に辺りでは【夜】になると、置屋の看板や”立ちんぼ”の女性が現れたりして雰囲気が一変するようだが、昼である今は人々の活気や活力が溢れていた。
街角では中国の旧正月が近いせいか、色んな飾り物や自分がウイークエンドマーケットで買った”福”のTシャツが売られていた。
また、食材の他に、CDやDVD、衣料などが売られている屋台がたくさんあり、歩いていても楽しかった。
【チャイナタウンの街角】 撮影は素人なので構図は悪いが、雰囲気は伝わるかと思います(汗)
旧正月用の飾り物を売っている店があちらこちらに。
通りに面して無数の露店があった。主に食品を扱っている。
こんな狭い路地にも屋台が建ち並んでいる。”アジア”最高っす!!
以前日本の何かのテレビ番組で見たことがある、顔の表面の”産毛”処理をしている女性。ここで目にするとは思わなかった。
”チャイナタウン”だけあって扱っているのも中国のDVDやCDばかり。店員さんも中国語を話すぞっ!
”愛し”のリンチェイのDVDも。【少林寺】なんて中学生の時以来で懐かしいっす!
女子十二楽坊などのDVDも売られていた。”紅櫻束(レッドポッピー)”のDVDを50バーツ(約150円)で購入。もちろん正規版。隣にドリアンが見えるのがいかにもタイらしくて笑えた。
蟹の卵と味噌を見て大量のヨダレを垂らすオレ。が、暑い日差しをさんさんと浴びていて大丈夫だろうか?(笑)
とっても香ばしいアヒルちゃん。「・・・ここってバンコクかいっ!?」と思ってしまった。
”ツバメの巣”を扱っている店も多い。500バーツ(約1,500円)って安いのだろうか?
「これでもかっ!」と存在を自己主張しているフカヒレちゃん。この頃は空腹度もレッドゾーンに。
何度か、同じ道を行ったり来たりしながら、どの飲食店にするか決めかねている自分達。
どの店へ行っても”禁煙”なのである。
いい加減歩き疲れたので適当なところで店内へ。当然中華料理屋である。
ここで、この世に生を受けて36年、初めて”フカヒレ”ちゃんと出会うことになるのである(笑)。
フカヒレ料理にもランクがあるようで、とりあえず一番安いフカヒレ(300バーツ。約900円)を注文する自分達。
この他に、蟹チャーハン、蟹のさつま揚げ、唐辛子と一緒に煮込んだアサリなどを注文した。
タイでは初めて飲む”チャンビール”で乾杯しつつ運命の出会いを待つオレ。
しばらくして運ばれてきた”フカヒレ”ちゃんとご対面!!・・・なぜか、出会いたくない”パクチー”まで存在を自己主張しているのが頂けなかったが。

初恋の”フカヒレ”ちゃん。これを3人で”がっつく”のだから、フカヒレもただの”糸くず”の様に(笑)。
・・・初恋の味は思っていたより、ウマイものではなかったっす。歯の隙間にやたらと挟まるし。
一番安いものを注文したせいだろうか・・・。

ここのトイレにもハンドシャワーが。”マイブーム”を堪能したのは言うまでも無い。”左手”で握手は厳禁です(笑)。
1時間ほどしてから店を後にして、タイの陸路の玄関口である”ファラポーン駅”へ向かう自分たちだった。《続く》
投稿者 maru : 02:22 PM | コメント (0)
March 10, 2005
「サワディー・カップ!」 in バンコク 【6】
【1月29日(土)】続き
BTSでモーチット駅からナナ駅へ移動。
ここからタクシーで一旦ホテルに戻り休憩しようと思ったら、「マッサージ」の店を発見。
店の表にある看板を見ると、「古式マッサージ」が1時間250バーツ、2時間400バーツとなっていた。
外はまだ明るく、”夜の見回り”には時間があるので、「1時間で750円なら”イキ”たいっす!プリンス~!」と
先頭を切って店内へ突進するオレ。
”ここでは、どんな(プロレス)技が待ち構えているのか?”
「気合だぁー!!」と叫びつつ、2時間1本勝負へと突入する【国際軍団】だった。
・・・誰がラッシャー木村で誰がアニマル浜口だか不明だが(笑)。
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店内へ入り、受付カウンターでコースを注文。
オイルを使ったマッサージは、後でシャワーを浴びるのが面倒なので普通の「タイ古式マッサージ」を1時間注文。
プリンスも同じである。が、コウちゃんは足つぼのコース(1時間)を選んでいた。
全身のが気持ちいいのにっ!!
(足つぼコース)のコウちゃんは受付の奥にあるリクライニングシートが並んだスペースで腰を下ろす。
自分とプリンスは、いかにも”南国ガール”という若い女のコに案内されるがままに2階へ。
「この女のコがマッサージしてくれるならドコまでもついて行っちゃうよっ!」となぜかアクセルを吹かしているオレ。
案内された場所は大きな部屋で中央に通路があり、通路の左右がマッサージを受けるためのスペースになっている。
いくつかのマットが並べてあり、カーテンで仕切れば「プライベートな空間」を楽しめるのである。
・・・自分が書くと、どうしても「ムフフ」の様な雰囲気になってくるのはなぜだろう・・・(笑)。
この時は自分達の他に客はいないようで静かだった。
「どうせなら2時間、マッサージしよっか?」と、どちらからとも無くマッサージのコース変更をするオレ&プリンス。
階下でマッサージを堪能しているコウちゃんは1時間のコースなので、延長した事を伝えようと1階へ降りようとしたら女のコが「私が言ってくるからダイジョブ!」と言いつつ、オレをマットに沈めた。
マッサージを受ける前に、市場でさんざん汗を掻いていたのでシャワーを借りて洗髪も済ますオレ&プリンス。
すがすがしい気分でマットに寝転び、「さぁ、どっからでもかかって来いっ!」とばかりにマグロ状態になるオレ。
この後2時間に渡り、またもや「アフッ」、「ウゥッ」、「クハッ!」、「アァァ~」と声を漏らすオヤジだった。
・・・とにかく、タイマッサージはオススメである。一見すると痛そうに見えるが実は”至極”の味である。
身が軽くなるのはもちろん、心身ともにリフレッシュできるぞっ!とここに断言したい。
・・・タイの感覚で日本で同じマッサージを何回も受けると財布も軽くなるが(実話である。某サウナにて)。
マッサージを終え、大黒様の様に満面に笑みを浮かべ店の外へ。
「あ、コウちゃんどうしたんだろう?」と辺りを見回してみると、店の外にあるオープンカフェでビールをしばいていた(笑)。
「勝手に延長してごめんね~」とビールを注文しつつ余韻に浸る自分達。
この後ホテルへ戻り、汗で湿った服を着替え再びルンピニーへ。ムエタイ観戦である。
BTSの一日券を持ってはいたが、駅まで移動するのも疲れるのでホテルからタクシーで直接ルンピニーへ(50バーツ)。

ルンピニー・スタジアム。入り口にはカタカナで”ムタエイ"と書かれたジャンバーを着ている人が数人。”ムエタイ”だっちゅ~の!(笑)。
バンコクの主なムエタイのスタジアムは2つあり、以前のバンコク旅行ではラチャダムナン・スタジアムへ。今日訪れたのルンピニー・スタジアムである。
ラチャダムナン・スタジアムは(王室系)で伝統と格式があり、ムエタイの世界では最高の舞台とされている。ちなみに空調も完備。
日本でもお馴染みのK-1選手でムエタイの武田幸三という選手がいるが、彼は元ラチャダムナンのウェルター級チャンピオンである。
そして今日訪れたルンピニー・スタジアムは(陸軍系)でありどちらかと言うと”庶民的”である。
空調代わりに扇風機があり、客層も(賭け)をする人でごった返している。
チケットは、リングサイドのVIP席が1,500バーツ。主に外国人観光客が占めている。
VIP席と金網で仕切られた2階席は800バーツ。ここは現地の人や賭けをする客で最も賑わっている。自分たちもここに座った。
試合の前に「ワイ・クルー」と言う儀式がある。これもムエタイの試合の特徴だ。神への儀式のようである。
そして選手紹介が始まり、いよいよゴングである。

スタジアム内。ちなみに飲食物持ち込み禁止だが守ってる人は少ない(笑)。
この時は全部で12試合が組まれており、試合が進むにつれてウェイトのクラスが大きくなったり、タイトルがかかった試合になっていく。
当然、開場直後の”小モノ”の試合は観客も少なく、選手もまだ幼いような気がした。
が、試合中にパンチやキックが決まったりするたびにセコンドから「オーイ!オーイ!!」と歓声が沸いていた。
2回目のムエタイ観戦でもあるこの時は冷静だったので色々と注目していたら、ボクシングとは異なり1ラウンド3分、インターバル1分ではなかった。
しかも南国特有の「アバウト」のなせる業か、ラウンドごとに長さが違っているのである(笑)。
これでは、トレーニング時に”体得”した1ラウンドの長さも変ってくるので選手もタマったものではないだろう、と思う。
この後、以前とは違って客も少ない上に盛り上がりに欠けているような今日の試合。
結局7試合を観戦した後にスタジアムを後にして、再びルンピニー・ナイトマーケットで遅めの夕食をとりホテルへ。
ビアシンで晩酌をしつつ寝るにはまだ早いこの時間(23:00)、「この後の夜の見回りをどうしようか?」と会議をする自分達。
・・・気がつけばタクシーに乗り込み、ラチャダーへと向かっていた。
ラチャダーには大きなショッピング・モールの他に週末に賑わうクラブやディスコ、カフェやバーなどが集まっている。
自分たちが目指した先はバンコクへ来る前にネットで知った、あるマッサージ店。
マッサージの他に垢すりやカラオケ、レストラン、そして(ムフフ)などが複合している店だ。
(日本語OK)と看板に掲げられているので安心して交渉が出来るのである(笑)。
もちろんネットで在籍している(オネーサン)も確認済み
ホテルでの”会議”の流れではマッサージ→カラオケ→(ムフフ)である。
店の前で立っていた店員に、「どんなコースがあるの?」と紳士的に尋ねる自分達。返ってきた返事は、
「アカスリ、アカスリ、アカスリ~!!」
やたらと「垢すり」を連発するだけで、他の日本語は喋らないのである。
「事前調査と違うような気が・・・」。目を合わせる自分達。
疲れもあり、知らない店でぼったクラれるのも嫌なのですごすごと引き返す自分達。
・・・やっぱり旅先で不慣れな行動はするものではないです。
「グォン、グォン、グワワワーッ、ゴォォォー・・・」
昨夜よりパワーアップしたエアコンの室外機と格闘しつつ枕を涙で濡らした夜だった。
投稿者 maru : 08:27 PM | コメント (3)
March 09, 2005
「サワディー・カップ!」 in バンコク 【5】
【1月29日(土)】
ツー3日目の今日は、前回のタイ旅行で行けなかった”チャットチャック市場”、別名(ウイークエンドマーケット)へ。
読んで字のごとく週末のみの開催である。
ここは飲食店や衣料、雑貨、日用品、台所用具、家具・・・扱っていないものはないくらいの大きな市場である。
「この市場で入手したいものが置いてなかったら、裸になって逆立ちで日本まで帰国してもいいっすよ!」と言えるくらいの品揃えだ。
・・・あ、車や土地、物件、そして「春」は売ってないぞっ!
ここの敷地内には屋台が約1万件ひしめき合っており、アーケード内の細い路地で仲間とはぐれたら、再会するのは無理だろう、と思えるくらいの広さだ。
当然客も多く、週末は計20万人ほどの人が訪れるらしい。
「市場」好きな自分が、今回の旅行で最も楽しみにしていた場所なので、朝からテンションは高かった。
ビールも少々入っているがアイドリング状態はすでに終わっている。
そういえば、まだ着替え買ってないし・・・。
ホテル前でタクシーを拾い、BTSのナナ駅へ。
ここから市場のそばにあるモーチット駅まで10区間、45バーツである。ちなみにモーチット駅はBTSのスクンビット線の始点だ。
今日は移動が多そうなので一日乗り放題のチケットを購入(100バーツ)。

BTSの券売機。台湾のMRTや上海の地下鉄の券売機と似ている。目的地を選択してからコインを投入。
ナナ駅から乗り換えなしでモーチット駅へ。市場に近づくにしたがって乗客がどんどん増えてきた。
市場がガイドブックに掲載されているだけあって、乗客は現地の人と観光客が半々の割合である。

BTS車両。ナナ駅にて。各列車の車体ごとに色んなスポンサーの広告が。
終点のモーチット駅の改札を抜け、高架になっているホームから階段を下りようとしたら無数の人の頭が目に飛び込んできた。
「な、な、何じゃー、この群衆わっ!民族大移動かいっ!!」
去年の上海での悪夢が脳裏をよぎるオレ。
ただでさえ暑いのに、この人混みに紛れたら汗掻きまくりでシャワーも必要なさそうだ。
・・・父さん、さっきから田舎のオッサンのように肩にかけてるタオルが役立ちそうです。
これだけの人がいればガイドブックの地図は必要ない。ただひたすら金魚の糞のように後をついていけばよいだけの話である。
民族の群れに無言でうなだれながら付き従うオレ。
暑さにもマイっていたが、さっきから自分の背後でギャーギャー騒いでいる茶髪の日本人にうんざりしていたのである。それもBTSの車内から。
駅から5分ほど歩き市場へ。
敷地内に入るゲートがたくさんあるようで、その中のひとつのゲートをくぐる。
地形を説明するのが難しいのだが、乱暴な言い方をすれば落書きでよく目にする「マンピー」の形を縦長にしたモノを想像してもらうと分かりやすいと思う。
”真ん中”の縦線を消して、”毛”の部分を二重丸の中の丸の外側まで引っ張ったような感じだ。
二重丸の部分が敷地内をループした外周、及び内周の通路になっており、その通路から無数に「毛」の形のように放射状に路地が入り組んでおり、路地に沿って無数の屋台がひしめき合っているのである。
(・・・書いてて、段々”ヨゴレ紀行”になってきている様相が(笑)。)

外周の通路。一周するだけで3万人くらいの人と出会う事ができる(笑)。

放射状に伸びる路地沿いの屋台。ここで”缶蹴り”をやったら永久に(鬼)の交代は無いだろう。
屋台を片っ端から覗き込む自分たち。
途中で休憩を交えつつ1,000件近くの屋台をひやかしながら、着替えを物色するオレ。
色んなところで売られていた赤い生地に(福)の字を逆さまにプリントしたTシャツが目立った。旧正月が近いせいだろうか。
何故かここ、タイでも(中国ネタ)に目が行く自分・・・。
結局、中国風Tシャツ4枚と靴下や下着の替えを買うオレ。ちなみに靴下や下着は4コで100バーツ、約300円だ。
「ちょっと割高かも」、と思いつつお土産になるようなモノを物色しながら長い間ブラブラしていた。

ペットを扱っている店も多い。1匹3,000円前後で売られていた。
しばらくしてから、その後落ち合う時間と場所を決め3人がバラバラに。
その後、ここでも(有料)のトイレで手動ウォシュレットを楽しみつつ、マンウォッチングなどをしながらブラブラしていたら、いきなり欧米人であろう男性にインタビューされた。
「エクスキューズミー。ウェア イズ ザ BTSステーション??」
”ショーン・コネリー”に似た、やたらと陽気な中年男性である。彼の隣にはタイ・ガールと思われる若い女性が腕を絡めていた。
「そのコに聞いたほうが、早いんちゃうの?」と思いつつも、これくらいの英語ならわかるので説明しようとしたら・・・。
自分は「ここをまっすぐ行って、右に曲がったら大通りに出るからその通りを北上すればすぐに駅だよ」、と言おうとしたのだが、
バンコクの暑い太陽光線と、すでに数時間も彷徨っていたので思考回路と足取りが酔っ払い状態になっているオレ。
気がついたら、「オーバーゼア」と「ライトターン」を連呼している自分。しかも途中でインドネシア語に変ってるし(笑)。
こんな説明で理解できたのか、「サンキュー!」と笑みを浮かべ自分が指差す方向へ消えていくショーン・コネリーと彼女。
その後再びブラブラしていて偶然コウちゃんと合流。2人でビールの飲める屋台で腰をおろした。
ここでビアシンと野菜サラダ、スパゲティーを注文。
メニューは英語で書かれていたので適当に注文したのだが、やがて運ばれてきたスパゲティーは(あんかけ)だった。
初めて食べる(あんかけスパ)。これが食べてみたら”メチャうま!”だったのである。
名古屋名物で(あんかけスパ)があるようだが今まで食べたことのなかった自分。まさか”タイ”で(あんかけスパ)を食べて目からウロコが落ちるとは思いもしなかった・・・。
結局、午前10:30頃から5時間近く市場に滞在していた自分達。
が、それでも全体の1/3ほどしかまわっていない様に思えた。
ここを一日で堪能するのは無理な話である。最低でも2~3回は来ないとコンプリートは難しいっす!
一旦ホテルへ戻り一休みしよう!ということで市場を後にして、再び群集に紛れ込みBTSの駅へ。

モーチット駅のホームにて。”始点”でもあるこの駅の隣にはBTS車両の車庫が(右の建物)。
駅のホームへ続く階段を登るたびに、「ひっ、ひっ、ふーっ・・ひっ、ひっ、ふーっ・・・」と妊婦ばりにヒーフー式の呼吸をしながらヨタつくオレ。
・・・足に10キロくらいの鉛が入った靴を履いているような感覚だった。《続く》
投稿者 maru : 10:21 PM | コメント (1)
March 07, 2005
「サワディー・カップ!」 in バンコク 【4】
【1月28日(金)】
ツアー2日目でもある今日は観光がついている。
朝6:00に起床して朝食を済ませ、ツアーバスが迎えに来るまでの間、外を散歩してみた。
ホテルのある(ペッブリー通り)を東へ直進。地下鉄の駅のある交差点を南下すると(アソーク通り)へと名を変える。
南下してすぐのところに橋があり、下を覗き込むと水上タクシーの船着場が。
更に直進するとセブンイレブンがあった。
ここで昨夜購入できなかった洗面用具を買うオレ。
「やっと歯磨きが出来るっす!!」
朝7:30に迎えのツアーバスがホテルへ。このグループでのツアー客は自分達を含めて8人である。

今回の”ベースキャンプ”、クラシック・プレイスホテル。スタッフも愛想が良い。地下鉄、水上タクシー乗り場が近いので好立地である。
最初に向かったのは三島由紀夫の小説でも有名なワット・アルン。別名(暁の塔)である。
以前も来た事のある”寝釈迦”で有名なワット・ポーの側に船着場が。
ここからバンコク市外からチャオプラヤ(メナム)河を挟んで対岸にあるトンブリ地区へ移動するのである。
川幅は100メートル以上はゆうにある大きな河だ。が、残念な事に水は茶色く濁っている・・・。
「対岸に渡る船や水上タクシーなどで河の水の活性化を図っている」、と何かの本で読んだ事があるのだが、桟橋のふもとにペットボトルやビニール袋、
更に魚の死体がプカプカ浮かんでいるのを見て、「ここでは水浴びしたくないっす。先生!!」とひとり誓いを立ててるオレ。
それはさておき、清々しい朝陽を全身に浴びながら船での移動を楽しんでいたら、しだいにTシャツが汗で湿り始めてきた。
しかも自分が立っているところは船のエンジンの真横である。
・・・ここで無料サウナ体験なんて感激です。
10分ほどかけて対岸へ。
船着場からすぐのところに「暁の塔」はあった。

「暁の塔」。ガラス細工が精巧に埋め込まれている。
タイの他の寺院もそうだが、日本の仏教と違って小乗仏教だからなのか、お国柄の違いなのか詳しくは知らないが、やたらと”輝いて”いるのである。
この塔も、表面に色がつけられたガラス細工が貼り付けてあり、朝陽の光や夜のライトアップされた灯りがガラスに反射して輝きまくっているのである。
「なかなか派手っすねぇ~」と感心しながらひとしきり歩いた後、他に見るものもないのでトイレへ。
ここのトイレも他の観光地のように有料だった。ちなみに3バーツ。(小)だけで3バーツ払うのも勿体無いので(大)も済ませることに(意味は無いが)。
中に入ると、このたびで初めて出会った(ハンドシャワー)方式であった。
この時、トイレの入り口の係員!?が紙をくれたのだが、インドネシア旅行で「手動ウォシュレット」デビューを果たしてから、それがマイブームになっている自分(笑)。
水の方がよっぽど清潔だし気持ちいいので、当然、”マイブーム”を実行するオレ。
「水とトイレがタダと思ってるのは日本人だけかいな?・・・たしかに(蛇口をひねればすぐ飲める)、なんて他のアジアの人から見たら”魔法の水”に見えるだろうなぁ~」などと黙想しながら悦に浸りつつ本日2度目の用を足していた。
・・・自分には「便秘」と縁が無い様な気がします。

ツアーバスの車窓から見つけた”トゥクトゥク”。インドネシアの”バジャイ”やベトナムの”シクロ”に似ている。日本の公共交通機関では無いが、昔の”ミゼット”に似ている。
「暁の塔」を後にして再び対岸に戻り、今度は「ワット・プラケオ」へ。別名(黄金寺院)。
敷地内には王宮の他に色んな寺院、塔、また外国からの貴賓を迎えるための施設などがありとても広い。
その中でも目を引くのが(金)一色で造られた塔、および翡翠でつくられた仏像が置かれている本堂であろう。

ワット・プラケオ。遠めに見ても目立っている。夜のライトアップ時は神々しささえ感じる。

ワット・プラケオ接写。金箔が施されたタイルが貼りめぐされている。
この翡翠の仏像、大きさは30センチにも満たないほど小さいのだが、贅沢な事に年に3回も「衣替え」をするのである。しかも国王自らの手によって。
ちなみに「衣装」は24金でつくられている。
年に3回というのは季節の移り変わりに合わせているらしく、「乾季」、「雨季」、そして「冬」の3回とガイドさんが言っていた。
ちなみにこの時も「冬」だそうである。
・・・さっきから汗かきまくりなんですけど。
「黄金寺院」を後にして次に向かうのは、観光には付き物の「買い物」である。
移動中のバスの中でガイドさんが、「タイの公務員は朝の8:30から昼の15:30までが仕事です」とか、色んな説明をしてくれている中、
「さっきの仏像の24金、こっそり頂いたりしたら石川五右衛門と肩を並べれるかも」などと暑さのせいで弱っている思考回路で考えているオレ。
買い物より、自分は昼食の事しか頭に無かった。
案内された所はシルクと宝石を扱っている店である。案内されるままに店内を一通り周ってみるオレ。
たしかに表示されている価格は日本よりも安く、ルビーやらダイヤ、プラチナなどが「カモン、ベイベー!」とウインドー・ケースの中で輝きながら存在を自己主張していた。
が、自分の頭の中にはビールと食い物しかないので、ツアー客一人に対しマンツーマンで寄り添ってくる店員のラブ・アタックをかわし店の外へ。
マルボロの煙をくゆらせながら他のツアー客が出てくるのを待っていた。
「さぁ、メシっすよー!!!」
昼食は「宝石」の店の近くにある(ツインタワー・ホテル)内のレストランだった。
メニューはありきたりのバイキングだったが、ビールをそっちのけでエサを掻きこむオレ。それほど腹がへっていたのである。
この後は(サイアム)にあるショッピング・モールへ連れて行ってくれるらしい。
ここ(サイアム)は週末は若者を中心にかなり賑わうのだがウイーク・デイである今日は閑散としていた。
・・・館長、(若者)なんて書いていて自分がオッサンのような気がしてきました。
ここでは別に買うものもないので本日(3回目)の用を足し、早々にバスに乗り込む自分達。
これでやっと観光が終わりホテルへ。
部屋に着くなり、自分がアジア旅行でハマっている(マッサージ)をフロントへ電話で頼む言に。もちろん3人分である。
注文役は英語が堪能なプリンス。
彼は「若くて可愛い女性をプリーズ!」というようなことを言っていました(笑)。
今回は自分が一番好きな古式タイマッサージである。
一見するとなにやらプロレスの技をかけられているように痛そうに見えるのだが、実は”至極”の味だ。
街にあるマッサージの店と比べると割高の印象を受けるが、それでも1時間500バーツ、約1,500円である。
(ちなみに今まで一番安かったのはバリ島の1時間200円・・・)
やがてドアをノックする音が。
期待しながらドアを開けて対面したのは40~50代の女性だった。
「・・・・・・・・・・・・・・・」。
が、マッサージの腕は期待を裏切らないもので絶品だった。
「ウッ!」、「アッ!」、「ハフッ!!」、「オォォォォォーッ!」、「サバーイッ!!」(タイ語で”気持ちいい”)
と歓喜の声を上げつつ快楽に身を委ねている中年オヤジ3人組。
マジで「タイマッサージだけで帰国してもいいよ、オレ」。と思えるくらい「手動ウォシュレット」と共にアジア旅行ではマイブームになっています・・・。
マッサージ後、ビールを飲みつつ部屋で(トド)状態になりながら知らないうちに夜を迎えていた。
夜の8時頃にホテルを後にして夕飯と夜景鑑賞に繰り出す自分達。
タクシーで(ナナ)に向かい、BTS(スカイトレイン)で大きな公園やムエタイ・スタジアムのある(ルンピニー)へ。
BTSのナナ駅からサラデーン駅までは乗り換え込みで5区間、25バーツ(約75円)だ。
(BTSには一日乗り放題で100バーツ(約300円)のチケットもあるので、地下鉄と上手く組み合わせると1日で充分、バンコク市街地をまわれる)。
以前バンコクに来たときには無かったのだが、ルンピニ公園に隣接して新しいナイトマーケットがあった。
長方形の敷地の前面はステージ(毎晩ライブを開催)、他の3面には多数の飲食店の屋台があり、敷地内中央に置かれている客席は数え切れないほどのテーブルで埋め尽くされている。

ルンピニー・ナイトマーケット。ここで数時間過ごしてもいいっ!と思った。
入り口でクーポンを買い、席をゲット。その後好きな屋台で”エサ”を買ってテーブルで食べるのだが、飲料に関しては”バドガール”もどきのコスプレをしたオネーサンが大挙して次から次とくるのである。
「チャン・ツイィー」に似た女性が来たときにビールを頼むオレ。
その後、星空の下でビールと辛目の料理に舌鼓を打ちつつ、自由に旅が出来る自分の環境に満足するオレ。
・・・「大事な何かを忘れている」。
と、よく言われるが、自分にはこれがあっているのだ。
「旅か結婚か」「自由気ままか伴侶か」「自分の趣味か子孫か」・・・旅先でふと、この様なことを考えたときにアジアの暖かい空気が自分を包んでくれる。
やっぱり、目の黒いうちは地球の色んなところをまわってみたい、と思う瞬間だ。
こんなセンチメンタルなことを書いても自分には合わないので本題に(笑)。
長い時間屋台で過ごした後、見物がてらペッブリー通りの(MP)へ。
(MP)ことマッサージ・パーラー。いわゆる(ソープ)である。
驚くべきは、タイに(MP)が創設される頃、研修に日本のソープ嬢が講師に呼ばれたそうだ。
その後、創意工夫を加え、今では日本のソープも真っ青なサービスぶりである(笑)。
店内へ入るとお馴染みの(金魚鉢)と呼ばれるスペースが。
ガラス張りで仕切られたスペースの向こうでは、通常は(夜の蝶)が100~200人位在籍しているのである。
「さぁ、シャチョー、可愛い子タクサンネー。好きなコ選んでネー!」
といわれても、可愛い子は無数にいるのだ。短時間で選べるわけがない。
ここで、「オレンジ・レンジ」の”上海ハニー”の替え歌が自分の中で大合唱していた。
「♪バンコクハニーと浜辺社交ダンス 見つめっぱなし たまんねぇ女神
バンコクハニーとエイジアン・ランデブー 寄せては返す 下心とモラル
僕、君のコトよく知らないけど 何かトキメいてます~」
・・・が、この時は閉店時間も近い23:00。
(金魚鉢)の中には数えるほどの人数しかいないのである。その隣のオープンスペースには、(モデル)と呼ばれる美形の女性が数名。
当然料金も高い。
自分は風邪気味でもあったので帰ってもいいと思ったが、プリンスとコウちゃんに釣られるがままに(モデル)を物色していた。
(・・・風俗なんて、日本でも3年くらいご無沙汰のような気が・・・。)
話しを聞いたら、2,400バーツ(約7,200円)とのこと。
ストリップを見たり、綺麗なオネーサンと飲むのはともかく、「買う」となると自分の旅のスタイルと違うので急に酔いが醒めるオレ。
「帰ろうか」・・・。
と思いつつ料金を支払っているオレ。何も言う事はありません・・・(笑)。
自分の相方は”フェイ”ちゃん。プーケット島の出身。部屋に案内されるとそこは綺麗な部屋であった。
ビールを飲みつつ、英語とカタコトの日本語を交え会話を楽しんでいた。

”フェイ”ちゃん。タイでの下院議員選挙も近いので、「愛国党」とタクシン首相の”マニフェスト”について語り合っていた。多分(笑)。
「時間無いわよっ!」
というような事を言われ、浴槽へ。
普通ならオネーサンに身を委ねるのであろうが、自分は一日中汗を掻いていたのでシャンプーも。
もちろんセルフで洗おうとしたら、普段行きつけの美容院のオネーサンのように気持ちよく頭を洗ってくれるので、「おぉ~、マッサージ張りに気持ちいいぞっ!」と押し寄せてくる快感に陶酔しているオレ。
その後、ベッドで再び「タイマッサージ」をリクエストするオレ。リクエストするのが間違っているような気もするが。
結局、会話と洗髪、マッサージで時間が過ぎてしまった・・・。残念なようなホッとしたような気持ちでロビーに向かうオレ。
ロビーにはすでにコウちゃんの姿が。
無言のまま敗残兵のように背を丸めてるコウちゃんとオレ。
「・・・やっぱ、英語が出来ると強いよねー」
未だ姿を現さないプリンスを羨んだりしていた(笑)。
その後、ホテルの部屋に戻り・・・、
「グォン、グォン、ウォォォォーン!!」
というエアコンの室外機と格闘しつつ、ツアー2日目の夜は更けていった・・・。
投稿者 maru : 11:50 PM | コメント (1)
March 06, 2005
「サワディー・カップ!」 in バンコク 【3】
【1月27日(木)】更に続き
「夕飯を何にしようか?」
ここ、(ナナ)ではレストランをはじめ、カフェ、食堂、屋台など探さなくとも簡単に見つかるほどいろんな店が溢れている。
飲食店を物色しつつ、辺りをブラブラする自分達。
(ナナ)のなかでも一段とネオンが眩しく、人が多くて活気のある「ナナ・エンターテイメント」へ足を運ぶ落武者3人衆。
広くとられた敷地内へ入ると、すでに空腹感はどこかに飛んでいっていた・・・。
(ナナ・エンターテイメント)の建物は通りに面して「コの字」型に造られており、中庭部分と1階のフロアはカフェや屋台などが占めている。
階段で2階に上がると雰囲気は一変して、カラオケやゴーゴー・バーなどが大半を占めており、通路には店の前で客引きをしている女性がたくさんいた。
2階と3階はこのような感じである。

ナナ・エンターテイメント。ここはどこの国か一瞬忘れてしまう所だ。

オネーサマ方。この後全身を”イジ”られてるオレ(笑)。
客引きのオネーサンと熱い抱擁を交わしつつ、店内などを覗いていたら胸をあらわにしたオネーサンたちがステージの上で踊ったりしていた。
自分は以前のバンコク旅行で知っていたのだが、初バンコクのコウちゃんは店を覗くたびに目を丸くしていた。
「ダンナ~、いいコいますぜ~」と、なぜか客引きオヤジに変身しているオレ。
・・・このままブラブラしていても疲れるだけなので、一旦外に出て道端の屋台で腹を満たすことに。
注文したのはタイでは有名なビール、シンハー(70バーツ)と麺料理のバーミーナム(30バーツ)。そして別の屋台で買った牛串である。
シンハービール、略してビアシンは他のアジアの国のビールと比べて喉越しが日本のビールに近く、「キュ~ッ!」とくるのである。
また、バーミーナムは美味しいのだが、自分の弱点のパクチーがたっぷり・・・。
「拝啓、お袋さん。
今回の旅行で、(今後もアジアを旅するだろうから、何とかパクチーを好きになろう!)というのが自分の課題だったが、匂いをかいだ時点で早々にリタイアしました・・・。」

「牛串とバーミーナムとパクチー」。”パワー”では自分より断然若いプリンス。若さの秘訣を今度教えてっ!!
また、街のいたるところで串を扱っている屋台があり、牛、豚、鶏の3種類があるのだが売れ方が日本と逆で牛が一番売れ残っているのである。
1本10バーツ。何本か頼むと新聞紙で作った袋に入れてくれるので、ビアシンと共に宿に持ち帰り晩酌の友に出来るぞっ!!
・・・のんびりと腹を満たしていたら時間はすでに23:30。
ツアー2日目でもある明日は観光がついているので、朝も早いのである。
後ろ髪を引かれる思いで、(ナナ)を後にしてホテルへ戻ろうと思ったら、「満喫しないともったいない!」というプリンスの一言で以前行ったことのある「ソイ・カウボーイ」へ。
少々値は張るが、折角なのでタクシーをやめトゥクトゥク(オート3輪)を見つけ値段交渉開始。
トゥクトゥクにはメーターは存在しないので、値段は全て運転手との交渉である。

トゥクトゥク内にて。色んな電飾が施されている。野郎3人乗ればぎゅうぎゅう詰めだっちゅーの!
ホテルからナナへの移動を考えると距離も近いのでタクシーよりは安いだろうと思ったら、運転手は「80バーツ寄こせ」とのたまっている。
普段ならもっと交渉するのだが、時間も勿体無いので早々にトゥクトゥクにのりこむ自分達。
ここ、ソイ・カウボーイも店の数は少ないがゴーゴー・バーなどがたくさんあり、歴史も古い。
その中で、以前もいったことのある店、(ロング・ガン)へ。
店内は思ったより空いていた。
以前の時のようにステージにかぶりつきのカウンター席には座る気がしなかったので、壁際のボックス席へ。
じつは、日本を発つ少し前から風邪をひきかけており、このときも体調がよくなかったのでいまいちノれないのである。
ステージ上で腰をくねらせ、妖しい踊りを披露するオネーサン。なかには胸をあらわにしている人も。

ロング・ガン店内。巨乳のコは何故かいなかった。カモン、イエローキャブ軍団!(笑)
普段は客席からステージ上の自分の好みのオネーサンとアイコンタクトを交わすと、ステージ終了後にオネーサンが自分の席へ来て「一緒に朝を迎えましょう~」となるのだが、
この時は以前と比べると自分的には好みのオネーサンがいなくて、しかも自分にその気がないのでアイコンタクトを交わすのは目の前のビールとだけである。
だが知らない間に、プリンスだけは得意の英語で隣にオネーサンをはべらせて会話とボディタッチを繰り広げていた。
流石です。参りました・・・。
結局、ビールを一本のみで店を後にする。
散歩がてら、ここから徒歩でスクンビットの(テルメ)へ。ここは援交カフェとして有名である。
(お店)がひけた後のプロの女性、小遣い稼ぎのOLや女子学生などが、おもに観光客の男性を目当てに春を売っているのである。
この店も歴史は古く、ベトナム戦争時に米軍兵士が駐留しているときに娯楽の場として利用していた。
今ではガイドブックには載ってこそいないが、バンコクへ来る男性観光客は知らない人はいないほど有名である。
また、この店は地下にあるのだが上はホテルになっているのでそのままテイクアウトが出来るのである。
通りに面した入り口から地下に入るとワンドリンク付の入場料を取られるので、一旦ホテルに入りロビーから地下に降りる階段でトイレへ。
トイレがホテルとテルメ共通になっているので無料で店内へ入れるのである。以前自分が見つけた(穴)である(笑)。
この店も、以前と比べると店内はそれほど混んではいなかった。
客層を見ると圧倒的に多いのはオヤジである。主に欧米人なのだが、日本人のサラリーマン!?風のオジさんもちらほら。
客よりオネーサンの数が多かったので、店内を歩くたびに声をかけられたり、いきなりキ○タマをわしづかみにされたりしているオレ。

テルメ店内。”スガシカオ”にそっくりな日本人青年がいた。もしかして本人!?
プリンスとコウちゃんはいつの間にか話し相手を見つけて、「お持ち帰り」モードへ突入していた。
プリンスは数年間、駅前留学しつつ欧米人の友人と会話をしながら英語を覚えたようで流暢に聞こえ、また見ていて羨ましくなるほどである。
コウちゃんの英語は、「ボンジュ~、コモエフラ○▼×、ドビッシャ●◇☆、ドピュドピュ~」と口をすぼめて話すので、聞いていると発音がフランス語に聞こえてきて、思わず鼻からビールが出てきそうである。
そんな2人の様子を見つつ、「観光もあるし明日早いぞっ。5時半には起きなかんし・・・」とひとりで黄昏ているオレ。
結局、午前1時近くに店を後にする自分達。
ホテルは3人1部屋なのでテイクアウトもしないようである。「会話を楽しんでいただけっす」とはプリンス&コウちゃん談。
店の前でタクシーを拾い、途中でセブン・イレブンに寄りビールを買い込みホテルへ。
なぜかタクシー料金は139バーツ。・・・遠回りでもしてるんかいっ!!!
部屋に戻り、シャワーは明日の朝(すでに日は開けている)にしてビールを手に明日の誓いを立てる自分達。
「明日はタイマッサージを思う存分受けるぞっ!!」と自分は思っていた。観光より癒されたいっす、隊長!
・・・「グォン、グォン、ゴーーーーーー」
眠りに落ちてから数時間後に大きな音で目が覚めた。
「誰のいびきやぁぁぁー!」とすでにコンタクトを外して目が利かない自分は眼を凝らして辺りを見やると・・・。
ボロっちいエアコンの室外機がうなりまくっていた。
うるさいのでスイッチをオフにしようかと思ったが暑くて寝れなくなると思い、用意してきた耳栓を。
ビールを一本だけ飲み、再び夢の世界に戻るオレだった。
投稿者 maru : 01:09 PM | コメント (0)
March 01, 2005
「サワディー・カップ!」 in バンコク 【2】
【1月27日(木)】続き
部屋に荷物を置き、身軽になってホテルを出る。この時腹がへっているのに気づく自分達。
泊まっているホテルは(ペッブリー)通り沿いにある。
歩いてすぐのところに地下鉄の駅があるのだが現在は閉鎖されている。
仕方なくホテル前の通りでタクシーを拾い繁華街へと向かう。
【夕飯&獲物!?】を捕獲するべく態勢完了!
視線を赤外線スコープモードにして暗闇(といってもまだ22時)に突入する自分達だった。
・・・プリンスの目が輝いているのを見逃さなかったよ、オレ(笑)。
最初にガイドブックに拠らず、自分の感想でバンコクの概要を述べると、
【王宮地区】=読んで字のごとく王宮がある。他に寺院や大学など。【カオサン】=アジアでも有数のバックパッカー街。安宿や屋台、色んな店が集結。アジア各方面への格安チケットが入手できる事でも有名。
【チャイナタウン】=中華街。活気とパワーが溢れる街だ。屋台に寺院、そして「金行(銀行じゃない)」が多い。純金を扱っている店である。
【トンブリ】=チャオプラヤ(メナム)河を挟んで市街地の対岸にある。自分的にはあまり行かない。寺院と「死体博物館(実は病院)」で有名だっ!
【サイアム】=一言で言えばバンコクの原宿、渋谷。週末は人でごったがえす。
【スクンビット】=大通りをメインに路地にもホテルや屋台、飲食店、マッサージ、ムフフ・・・いろんな店がある。路地ごとに華人、インド人、アラブ人、日本人など特定の人種が集まるところあり。
【シーロム&ルンピニ】=噂に名高い(パッポン)がある。「パッポンでパッコン!」などと冗談をよく言ったりする(笑)。宿はもとより屋台、そしてムフフな店が結集してるっす。ムエタイスタジアムもあるよ!
【ラチャダピセーク】=通称(ラチャダー)。ショッピングモールやクラブ、ディスコ、MP(ソープ)が多い。市街地から少し離れてるので一軒家を購入する人多し。当然、万年渋滞。
【チャットチャック】=別名(ウイークエンドマーケット)。地名ではないが、あまりの人出の多さと個人的に気に入ってるのでここに挙げてみた。週末しか開催していないが、屋台の数が1万件!売ってないものは無いくらい品数が豊富。ここだけでタイのお土産はコンプリート出来る。しかも、観光客が多いのに「地元価格」で買い物できる。2~3日かけて行くのがベター。(G・レトリバーやミニチュア・ダックが3,000円で売られていた。笑)
【ペッブリー】=自分達の泊まっているホテルがある通り。車の数はサイアムと比べると少ない。セブンイレブンとMPが多い(笑)。「援交カフェ」で有名な(サイアムホテル)もこの通りにある。
注:あくまで自分の行動範囲&感想で述べました。
「それは違うぜぇぇぇ!」と間違った記事があれば笑い飛ばしてください・・・。
・・・長くなったが、最初に向かったのはスクンビットの(ナナ)である。
ここには、ホテルのほかに「ナナ エンターテイメント」というテーマパーク!?(そんなたいそうなものじゃない)があり、色んな屋台やカフェ、ゴーゴーバーなどが密集しているところだ。
ホテルから直線距離にして3キロ前後。
今後のためにも!?歩いて体力を消耗したくないのでタクシーで移動。
初乗り運賃35バーツと追加分4バーツの計39バーツだった(約117円。1バーツ=3円計算である)。
タクシーを降り、2年4ヶ月ぶりのナナへ到着。(初めてバンコクへ来たのは2002年9月。プリンスと2人で)
久しぶりのバンコクの空気を胸いっぱいに吸ってご満悦になろうとしたら・・・、道端の屋台からなぜか自分の苦手なパクチーの匂いがした。
目の前に広がる繁華街と、道行く車やバイクのけたたましい騒音、鼻を突く屋台の匂いに、「アジアはいいっすよね~」と誰にともなく、ひとり言をかましてるオレ。
「とりあえず何か食おう!」ということであたりをブラブラする落武者3人衆だった。(また続く。まだ旅行初日だが文才の無さで長文になってしまいます・・・スタッフ、クビにしないでぇぇぇ~、館長!!)
投稿者 maru : 11:57 PM | コメント (1)
February 28, 2005
「サワディー・カップ!」 in バンコク 【1】
2005年1月27日から31日までの5日間、自身2度目となるバンコク旅行へ行ってきた。
メンバーは「セントレア」「釣り」ブログの小島君こと【プリンス】と「名古屋空港」ブログの【コウちゃん】、
そしてオレ、の3人だ。
「3人寄ればなんとやら」と言うが(ちょっと意味が・・・)、野郎3人で南国へ。
別にやましい目的ではなく、健全な海外視察である(笑)。
が、【バンコク】というところは、こちらが避けても四方八方から誘惑が乱れ飛ぶ”魔都”である。
「果たして3人は清い身のままでいられるのか?貞操を守れるのか??無事に帰国できるのか???」
(キイタ?( ゚д゚)オクサン(゚д゚ )アラヤダワァ)
・・・今回はそんなスリリングでプリティ(?)な旅行記をお届けします。
【1月27日(木)】
今回の飛行機は午後3時発。
いつものように早起きしなくてすむので、昼頃に起きてから荷造りをはじめた。
といっても、パスポート以外に数枚の着替えとデジカメ、あとは小物が少々なので5分くらいで片付く。
朝御飯(すでに昼である)代わりのビールを飲み、最寄の駅へ。ここで皆と落ち合う。
電車とバスに揺られ名古屋空港へ。
来月の中旬には全ての国際線とほとんどの国内線が中部国際空港へ移転するのでここ、名古屋空港からのフライトは最後である。
空港内のレストランでビールと「カツどん」を頬張りながら、これが見納めであろう名古屋空港の滑走路から飛び立つ飛行機を眺めてた。少し酔眼で。
いよいよ搭乗案内が始まったので機内へ。
今回はJAL便で行くのだが、予想していたより機体が小さい。
(通路も狭けりゃ、シートも狭いのかよ・・・)
とすこし落胆しながら自分の座席へ。
「・・・拝啓、おふくろさん。座席に座った途端に「ゲッ!すげぇぇぇぇぇ!!」と叫んでしまいました。オレ」
自分が知らなかっただけかもしれないが、今まで乗った飛行機でも見たことのない装備にノックアウトっす、チーフ!
全座席にディスプレイが装備されているのは見たことがあるが、自分の座っているエコノミーの全席にも肘掛の部分にリモコンが格納されているではありませんかっ!
今までは機内の数箇所に設置されたディスプレイで映画が放映され、搭乗客が同じ映画を見ていたものだったが・・・。
このリモコンのおかげで、搭乗客それぞれが好きな映画やテレビ番組を見たり(しかもプログラムはそれぞれ20個くらいある)、ゲームをすることが出来るのである。
それだけでは驚かないのだが、このリモコンでスッチーさんを呼んだり、機内パンフに掲載されている免税品をリモコンの横にあるカードスロットにクレジットカードを通すだけでショッピングできたり・・・。
「こいつぁ、すごいぜ・・・」と田舎モンまるだしでリモコンを愛撫するオレ。
隣に座っているコウちゃんに、「コレ、すっげーよ!ただモンじゃぁないっ!!」と水戸の黄門さまの印籠を差し出すかのように胸を張るオレ。自分のものじゃないのに(笑)。
さらに、「一回戦」後のしつこい男のように愛撫を繰り返していたら、さらにGスポットを発見!
リモコンを裏返したら、なんと電話になっているではないですかっ!
「え、ここから電話できるの?」と半信半疑でボタンを「♪ピッポッパッ」。
「プーーーーーーーー」。
ちゃんと電子音が鳴ってるよ。コウちゃん、これすっげーよ!!!

”魅惑”のリモコンちゃん。機能満載!

”麗し”の電話ちゃん。吐息も聞こえるぞっ!(笑)
その後リモコンを握り締めつつ映画やテレビ番組を楽しんでいた。これなら6時間の禁煙でも我慢できそうである。
・・・リモコンネタだけでここまで書けるなんて、やっぱり自分は田舎モノの様な気がしてきました。父さん・・・。
ちなみにプリンスは非常口の座席をリクエストをしていたので、自分達からはすこし離れている。
目の前にいるスッチーと「また逢う日まで」でも歌っているのだろうか(プリンスのカラオケ十八番。by尾崎紀世彦)。
その後、テレビ番組で自分の好きな番組、「世界ウルルン滞在記」が放映されていたのでディスプレイにロックオンするオレ。
しかも、ゲストがこれまた自分が好きな「山口もえ」である。
恵比寿様のように満面に笑みを浮かべながらテレビに見入っていたら、機内食が運ばれてきた。
「ビーフ?orチキン?」ときいてくるスッチーに「チキン!」と答えつつ何故かビールを強要していたオレ。しかも2本。

なかなかボリュームのある機内食。「まいう~!」。
機内食のメニューは鳥のから揚げにサフランライス、ロールパン、野菜サラダ、フルーツ盛り合わせ、ケーキと、なかなか満足できた。
その後、タイの映画「マッハ!!!!!!!!」(スタッフ書房参照)などを見ながらまどろんでいたら、すでに眼下にバンコクの街が見えていた。
いよいよ到着である。現地時間で午後7時。あまりひと気の無い空港ロビーを抜け外へ。
この時期の日本では考えられない、全身に「モァッ」と絡み付いてくる生暖かさが自分を歓迎してくれた。
「いよいよ来たぜっ!」という実感が沸く瞬間である。ついでに久しぶりの煙草をすって生き返る瞬間でもある(笑)。

「初」バンコクのコウちゃん。おいらを導いてっ!!(笑)
迎えに来たツアーバスには自分たち3人を含め5人のみのようである。
ここから高速を乗り継ぎバンコク市内へ。
空港からバンコク市内へ向かうツアーバスからの車窓は去年訪れた台湾の街並みに似ているな~と思いつつ、街の灯を眺めているオレ。
その後、他の2人を先に別のホテルに送り届けるのだがチェックインの手続きの間、時間があるようなので外をブラブラしてみた。
春節(中国の正月。旧正月ともいう)が近いせいか、街のいたるところでテレビの生放送なのかステージが作られており、歌や踊りのショーが開催されていた。
親子連れやカップル、友人同士など大勢の現地の人に紛れ、自分も現地の(娯楽)を楽しんでいた。話し相手はいないが。プリンスとコウちゃん、どこ行ったのかな?
そしていよいよホテルへ。
今回泊まるのは「クラシック・プレイス」という、ツアーに組み込まれている中ではランクは落ちるが、地下鉄の駅や今ではバンコク市内では1路線しかない水上タクシーの乗り場からとても近い好立地条件である。
が、残念なことに自分達が来るすこし前に、地下鉄で事故があったようで現在は閉鎖。再運行されるのは自分達が帰国する翌日(2月1日)からである・・・。
結局、市街地へ出かけるのは水上タクシー(日中のみ)かタクシー、あるいはトゥクトゥク(3輪タクシー。料金は交渉制なので外国人は高くなる)を利用しなければならない。
地下鉄を利用するのは次回の楽しみにとっといて、とりあえず部屋に荷物を置き、夜の「魔都」へ突入する自分達であった。
「さぁ、行きますよっ、隊長!!」(続く)












